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【スパイダーマン:ヴェノム・インク】これからのヴェノムを追うならまずこの一冊【ネタバレ感想】

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こんにちは、ふじちゅんです。

 

待ちに待ったヴェノム関連の邦訳が出ました!

 

今回は正確に言えばスパイダーマン誌の邦訳ですが、ヴェノム関連は他社出版含めヴェノムバース以来でしょうか。

あれだけ人気があるにもかかわらず、ヴェノム誌の邦訳はなかなか出ません。

映画「ヴェノム2」公開にあわせて色々出ることに期待してますが、コロナウィルスの影響でいつになることやら……

 

さて、私事で忙しく発売日に購入出来ずに今さらのレビューになったり、「アブソリュート・カーネイジ」の邦訳出るのでは!? と予想する話を記事に含めて書いてる最中に邦訳出版が発表されたりと、なんとも間の悪いことが続いています。

 

そうです、2021年5月「アブソリュートカーネイジ」発売予定と発表されました。

本国でも人気だったようで、これから始まる「キングインブラック」にも繋がる話です。

タイインも数多く出てますが、流石にそっちは邦訳されないよなぁ……

 

「ヴェノムインク」と「アブソリュートカーネイジ」の間には重要なエピソードがいくつもありますし、それが邦訳されないのも残念です。

今後発表されるか、「アブソリュートカーネイジ」の売上次第か……過度な期待は出来ません。

 

2021年6月に映画「ヴェノム2」が全米公開予定です。

日本公開に合わせてヴェノム関連誌、カーネイジ関連誌の邦訳は出ると思います。

そのタイミングに期待ですね。

 

ざっくりあらすじ

マニア(アンディ)のシンビオートがリー・プライスに奪われる。

なんやかんやでヴェノムシンビオートと離れてるフラッシュとエディがヴェノムを求めて研究施設に行く。

リー・プライスがマニアックとして悪事を働くのをスパイダーマン、ヴェノム、エージェントアンチヴェノム、ブラックキャット、アンディが止めようとする。

 

ネタバレ感想

リー・プライスという今作のヴィランの初登場は「ヴェノム ホームカミング」です。

折角ならそこから邦訳出して欲しかった……!

 

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個人的に好きなキャラですし、今作の導入としても「ホームカミング」を読んでいるのと読んでいないのとでは面白さが変わってくるんじゃないかなと思います。

 

ただ、今作の解説書が結構充実していて驚きました。

主要キャラそれぞれにこれまでの話が記載されていて、ヴェノム関連キャラの「ヴェノムインク」までの動向がこれだけで把握出来てしまう勢いです。

 

リー・プライスに関しても詳しい解説があるので、「ホームカミング」を読んでいなくてももちろん楽しめます。

 

そして、個人的にもっと好きなマニア(アンディ)。

ただでさえ貴重なヴェノム関連の邦訳なのですが、アンディ(マニア)が登場する邦訳はもっと貴重です。

それなのに冒頭でヴェノムシンビオートを奪われる展開はマニア……そしてアンディ好きとして悲しいです。

 

今回の注目ポイントはスパイダーマンを始めとする即席チームが集まってマニアック(リー・プライス)というシンビオート系ヴィランと戦うシンビオート祭りなところ。

 

と言ってもチーム内のシンビオートキャラはヴェノム(エディ・ブロック)とエージェントアンチヴェノム(フラッシュ・トンプソン)の2人。

あとはスパイダーマンとブラックキャット、そしてシンビオートを奪われたアンディなわけですが、彼らの戦闘シーンはとにかくカッコイイです。

 

今作の見どころは迫力あるアクションシーンに限りません。

キャラそれぞれの絡みがそれ以上の見どころと言っても過言ではないと思います。

 

序盤でヴェノムシンビオートを巡ってエディとフラッシュが対峙するんですが、三角関係のようで微笑ましい反面、2人ともシンビオートに依存しているという問題の現れでもあります。

 

そして、スパイダーマンは相変わらず自分がヴィランを生み出したことに責任を感じ、隙あらばヴェノムシンビオートを処分しようとします。

そのくせヴェノムがピンチの時は助けるお人好しっぷり。

後ろめたさから出たであろうあの台詞に惚れそうになりました。

 

スパイダーマンとエージェントアンチヴェノムの関係性にも注目です。

 

スパイダーマンはエージェントアンチヴェノムの正体を知っていますが、逆は知らないのです。

それでいて、中の人同士(ピーターとフラッシュ)は親友という複雑な関係。

その関係ならではのやり取りが見ていてむず痒いのです。

 

上で書いてないところでも、エディとブラックキャットの「ホームカミング」での因縁があったり、フラッシュとアンディの師弟関係のような教師と教え子の絡みがあったりと、今作の主要メンバー同士の様々な組み合わせが小まめに描写されていて、キャラ同士の関係性がひとつの見どころとなっています。

 

アクション良しキャラ掛け合い良しのとてもオススメな1冊です。

 

おしまい。